浴衣もOK!九月は歌舞伎デビューしちゃいましょう!!
九月大歌舞伎 昼の部、観に行って参りました(^^)
本日は「歌舞伎が初めて」という友人二人も一緒に来てくれました。
ちなみに、二人は浴衣!
私は着物!!
夢だった「着物で歌舞伎」を果たしちゃいました〜幸せ!!!!*(^o^)/*
たたでさえ異世界の「歌舞伎座」に、
いつもと違う和服で行って、
ギャラリーで実際に触れて…
完全に異世界です。
本当に素晴らしい一日でした。
ただ最初は、歌舞伎座に浴衣か〜ドレスコード大丈夫かな…(;^_^A
と少し心配でした。
そんなことよりも
友達と一緒に、
憧れつつもなかなか着られない和装をして、
歌舞伎を観てるワクワクで胸がいっぱいになりました。
「他人からどう思われるか」よりも
「自分かどう感じるか」が大事だと気付きました。
さて、気になる演目は❤️
1. 碁盤忠信
2. 太刀盗人
3. 一条大蔵譚
碁盤忠信は、歌舞伎の典型的な荒事。
赤い隈取り、派手な衣装に派手な大見得、とっても素敵でした!
The☆歌舞伎!
という演目です。
歌舞伎を初めて観る方にもオススメです!
何度も思うのですが、染五郎さんはものすごいキラキラオーラを放ってらっしゃいます。
歌舞伎初デビューの友人二人も
「染五郎さん、猿之助さん、オーラすごいね〜キラキラしてる!」
と大絶賛でした。
(猿之助さんは、ギャラリーで上演中の「宙乗りが出来るまで」をみて)
佐藤忠信といえば『義経千本桜』で「親の皮で作られた鼓を慕った源九郎狐が、忠信に化けて巴御前を守っていた…」狐とバレる四の切が有名です。
その佐藤忠信、江戸時代には「碁盤を持って戦った」エピソードが有名だったことを知り、染五郎さんが復活上演なさったものを、今回また再演されたそうです。
ケレン味たっぷりの見応えある演目でした!
2.『太刀盗人』は、歌舞伎初の友人に
「歌舞伎って笑っていいんだ!面白かった〜」
と大好評でした(^^)
盗人役の又五郎さんの踊りがキレッキレで、私はファンになってしまいました。
悪者だけどなぜか憎めない盗人。
河竹黙阿弥の白波物に共通するものがあります。
最後のオチも秀逸で、こちらもぜひ観て頂きたいです!
3.一条大蔵譚
こちらは、途中同じポーズでの語りが長く、眠くなってしまいました。笑
でも中村吉右衛門さんの演じ分けが絶技で魅入ってしまいます。
「ほんまに阿呆かいな…」
と思ってしまうほどの演技。
からの、キリッとしたときの切り替え。
雰囲気がガラッと変わります。
つい魅入ってしまいます(^^)
九月大歌舞伎の昼の部は、歌舞伎が初めての方にも、本当にオススメです。
荒事、親しみやすい世話物、見所満載の古典と、様々な演目がいい塩梅で入っています。
なお、イヤフォンガイドは話の筋も、役者さんも、薀蓄も情報盛り沢山なのでぜひ借りて下さい!
700円(+1,000円預かり金、返却されます)です。
筋書きは読むと面白いですが、なくても大丈夫です。
ぜひ楽しんでください!!